脳梗塞の発症から転院まで
2024年1月1日よりブログをスタートします
2023年12月18日の朝
出張に向かう夫を見送った
その8時間後、出張先で脳梗塞を発症し
救急車で搬送されるとは思いもせずに。。。
幸い命には別条はなかったが、左半身麻痺が残った
入院2~3日は
先の見えない未来にこれからどうなるのだろうと不安で涙が流れた
定年まであと7年、可能ならば最後まで勤めあげたいと願っていたと思うが
「これから先の人生設計が大きく変わってしまった」
夫は、たどたどしい言葉でゆっくりと話した
全身の状態も落ち着き、2日目より言葉の訓練、下肢の運動が開始
3日目には心電図などのモニターが外れ歩行器での訓練もスタート
4日目からは廊下の柵を伝いながら歩く訓練に進んだ
急性期ということで、ほぼ毎日の面会を許可され
リハビリの回復具合を聞き、喜び合えたことは幸いだった
全身の状態も落ち着き、訓練が進む中、夫の表情も変化し
前向きにリハビリに取り組む夫の姿が嬉しかった
と同時に、動きの鈍かった左手も日に日に動くようになり
その回復力にただただ感謝した
5日目、主治医より
「脳梗塞前の完全な状態には戻らないが
順調なリハビリで8~9割は戻る可能性がある
社会復帰、運転を目標に頑張ってほしい」
と説明を受けた
その言葉に、夫も私もどれだけ勇気づけられただろうか
入院中、夫の職場には多大な迷惑と負担をかけた
夫は、自分が抱えている仕事の不安をしきりに気にし
「一度、職場に顔を出したい」と、面会のたびに話していた
職場の担当者の方とも密に連絡を取り
夫の病状、主治医からの説明などを連絡した
その都度、暖かな励ましをいただき
「復職に向けて環境の整備を進めている」と
ありがたい言葉をいただいた
私自身も、12月1日から、新しく仕事をスタートしたばかりであり
入職早々に、職場に迷惑をかけてしまったが
自分が担当する大きな仕事に区切りがついたため、お休みがいただけた
「職場でサポート体制を作り待っている」
その言葉をいただいた時には、涙が出そうになった
入院10日目
自宅から50キロ離れた病院を退院し
自宅から車で15分ほどの病院へ転院できた
転院での移動途中、職場に寄り、職員の方へも挨拶ができた
気になっていた仕事も委ね、夫は安心していた
本格的なリハビリがスタートする
想像もしていなかった人生
新しい生活の始まりとチャレンジを
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私たち夫婦の新しい人生がスタート