シニア夫婦の新しい人生の歩き方! 

2023年12月 脳梗塞で左麻痺になった夫とこれからの人生を希望をもって歩みたいと願いブログをスタートしました。きっと素晴らしい景色に出会えるはず!と信じています。

挨拶まわり

1月5日(金)

 

先輩の担当教員と一緒に
1月よりスタートする実習施設へ挨拶まわりへ

受け入れも良い印象でありがたい
多くのことを学んできて欲しい

 

これまで、私生活の中で辛く苦しい場面で
幾度となく仕事に助けられてきた
今回もそうだ

 

ご縁をいただきスタートしたこの仕事
微力な自分が必要とされていることを感謝して歩んでいこう

仕事はじめ~今年の抱負とお茶会~

1月4日(木) 

 

今日は仕事始め

 

年末は、夫の脳梗塞の発症、入院、転院で慌ただしく
仕事も数日お休みをいただき職場には心配と迷惑をかけたが
朝より夫への気遣いの言葉をいただけたことがとても嬉しく
ありがたいスタートだった

 

朝礼後、年始のカンファレンスが開催され
学校長より
「看護師国家試験の全員合格」に向けて
熱い
メッセージが伝えられた

 

教務室のカウンターも
クリスマスから「国家試験・全員合格祈願」へと変わった

学生はまだ冬休みだが
国家試験に向けて自主的に図書館で学習する学生たちが登校していた

 

 

 

 

年始のカンファレンスでは
ひとり一言、今年の抱負を話す場面があった

夫の入院により心配と迷惑をおかけしたことへの謝罪
夫の状況がどうなるか不安の中 あたたかな言葉をいただいたことへの感謝
仕事の継続が可能かどうか、悶々と過ごしていたが
夫も順調にリハビリが経過していること
急性期病院、回復リハビリ病院で、本校の卒業生が夫に声をかけてくれたこと

助けていただき、支えてくださる医療スタッフへの感謝
「これから、自分は何ができるのだろう」と考え
未来を担う学生のために、微力でも自分の力を発揮していきたいと願っていること
それが今年の豊富である、と伝えた

夫が順調に回復し春に向けて復職できますように!

自分の今年の抱負(後進の育成)が叶いますように!

自分の力を後進の育成に向けて、少しでも発揮できるよう自分の役割を成し遂げられる1年にしたい

 

 

務終了後、有志によるお茶会が開かれ参加した

本校の教員であり裏千家の家元の先生が、お点前を見せてくださった 
茶器等の説明、作法の意味なども教えてくださり
心が洗われる時間を過ごせた 

必要とされる仕事があること
自分の安心できる居場所があること
新年早々、心から感謝できた仕事はじめであった

 

能登半島の大災害、航空機事故など辛い年明けではあったが
希望をもって1年を歩んでいきたい

 

 

今日も海を眺めに~英語のTextをGet!~

1月3日(水)晴天 午後より雨

 

昨夜は羽田での大事故
機内に搭乗されていた全員が無事に救助
災害地に向かう予定の海上保安の機内搭乗者はお亡くなりなった

 

新年早々、気持ちが落ちたが
北の地に住む友だちから、夫へのお守りが届く
優しい友の心遣いに泣きそうになった

 

 

夫にお守りのLINEを送ったら
「昨日は、自分の足で外を2キロ歩いた」と返信
気持ちが上がる

 

今朝も良いお天気だ
お気に入りの展望台に行こう

用がなければ徒歩で行きたかったが
その後の買い物などもあり車で向かう

今日も素晴らしいながめ

高台に見える建物は夫の病院だろう

きっと春までに二人でここに来れると思う

 

 

その後、明日からの食糧の買い出しと
英語のTextを買いに出かける

 

昨夜本棚を探したら
その昔に買った英検などのTextが出てきたけれど
今日からは、クラッシクにNHKの教材で学ぼうと思う

まずはこの2冊を購入
さ~Try!

 

海まで散歩 ~新しい何か!~

1月2日(火)晴天

 

夕方の能登半島の大地震
アナウンサーが発する津波の情報に心が震えた

2020年7月、夫と能登半島を2泊で旅行をした
あの時の写真を見ながら
あの街も、この街も
災害の渦中にあることに胸が痛んだ

 

災害から間もなく
各地からDMATなどの災害支援チームが発動されていた


必要な場所で、必要な人々が終結
動いてくださることに感謝しかない
この国を誇りに思う
これ以上の大きな被害となりませんように祈る

 

流される災害の情報を前に

まずは自分が健康で幸せであること

自分の場所で

自分の役割を果たすことが大切だと思い直し

思い切って海まで往復5キロ(1万歩)散歩をした

 

半袖になるほどの暑さと日差し

海は人も少なく、静かだった

 

 

 

ランチは途中で購入したサンドイッチ

木陰の芝生に座り

持参した本を読了した

 

 

本のメッセージは以下

 

  60歳からの人生はあっという間に過ぎていく

  時間に、限りがあるからこそ、今を無駄にせず大切に過ごす

  そのために必要なのは「新しい何か」

  大きなことでなくてよい

  自分はこう生きたい、こうなりたい、あれをしてみたい、何でもよい

  何かひとつでも見つかれば人生は豊かになる

 

新しい何か・・・

 

入院して数日後、夫は
「退職まで勤めあげなくてもよい
やりたいことをやりたい」と言った

その後から、次々にヨーロッパ旅行のYoutube動画を送ってくるようになった

 

今から27年前、夫の研究で1年間滞在したドイツ
お休みの日は、3歳の長男、0歳の次男をバギーに乗せて
ヨーロッパ各地を旅した

その後、夫は3~4回、私も2回家族旅行でヨーロッパを訪れ
「退職後、ゆっくり旅しよう」と話をしていた

 

行こう!
夫が元気になったら二人で行こう!

次は夫任せではなく
旅先でコミュニケーションが取れるように
私も語学を学ぼう


でも、ドイツ語はもう無理・・・
全くと言ってよいほど覚えていない

 

そうだ、万国共通の英語だ、英語を学ぼう!
今のレベルは、初心者レベル
恥ずかしながら中学1~2年ほどのレベルだろう
伸びしろはいっぱいだ!

 

目標は「旅先で英語でコミュニケーションを取る!」

 

目標を胸に、学びが進まずくじけそうになっても
1日数分でもコツコツと
夫との旅を夢見ながら学んでいこう

 

これが私の新しい何かだ!

見つけた

病室のベッドからの眺める初日の出

2024年1月1日(晴天)

 

6時51分 夫から届いたLINEの写真

病室のベッドから見えた初日の出

 

 

元旦は、年始の特別な面会が許され
9時30分に病棟へ会いに行く

 

LINEのビデオ会話で家族にも挨拶ができ

家族も夫の元気な姿に安心してくれた

 

病院では受付の方・医師・看護師・介護士
PT(理学療法)・OT(作業療法士)・ST(言語療法士
調理をされる方など多くのスタッフが元旦から勤務をされている

本当に感謝なこと
ありがとうございます!

 

リハビリも順調の様子
歩行器無しで、かなりの距離を歩けるようになる

左手の上下の可動域も広がっている

言葉も、ほぼ以前のように話せ理解できる

目覚ましい回復だと夫を尊敬する

 

「病院のピアノが弾きたい」
夫の希望で 楽譜を持参した

 

新しい年、希望をもって進んでいこう

夫の前向きな気持ちを応援していこう

私は心のリハビリ担当なのだから

脳梗塞の発症から転院まで

2024年1月1日よりブログをスタートします

 

2023年12月18日の朝

出張に向かう夫を見送った

その8時間後、出張先で脳梗塞を発症し

救急車で搬送されるとは思いもせずに。。。

 

幸い命には別条はなかったが、左半身麻痺が残った

 

入院2~3日は

先の見えない未来にこれからどうなるのだろうと不安で涙が流れた

 

定年まであと7年、可能ならば最後まで勤めあげたいと願っていたと思うが

「これから先の人生設計が大きく変わってしまった」

夫は、たどたどしい言葉でゆっくりと話した

 

全身の状態も落ち着き、2日目より言葉の訓練、下肢の運動が開始

3日目には心電図などのモニターが外れ歩行器での訓練もスタート

 

4日目からは廊下の柵を伝いながら歩く訓練に進んだ

 

急性期ということで、ほぼ毎日の面会を許可され

リハビリの回復具合を聞き、喜び合えたことは幸いだった

 

全身の状態も落ち着き、訓練が進む中、夫の表情も変化し

前向きにリハビリに取り組む夫の姿が嬉しかった

と同時に、動きの鈍かった左手も日に日に動くようになり

その回復力にただただ感謝した

 

5日目、主治医より

脳梗塞前の完全な状態には戻らないが

順調なリハビリで8~9割は戻る可能性がある

社会復帰、運転を目標に頑張ってほしい」

と説明を受けた

 

その言葉に、夫も私もどれだけ勇気づけられただろうか

 

入院中、夫の職場には多大な迷惑と負担をかけた

夫は、自分が抱えている仕事の不安をしきりに気にし

「一度、職場に顔を出したい」と、面会のたびに話していた

 

職場の担当者の方とも密に連絡を取り

夫の病状、主治医からの説明などを連絡した

その都度、暖かな励ましをいただき

「復職に向けて環境の整備を進めている」と

ありがたい言葉をいただいた

 

私自身も、12月1日から、新しく仕事をスタートしたばかりであり

入職早々に、職場に迷惑をかけてしまったが

自分が担当する大きな仕事に区切りがついたため、お休みがいただけた

「職場でサポート体制を作り待っている」

その言葉をいただいた時には、涙が出そうになった

 

入院10日目

自宅から50キロ離れた病院を退院し

自宅から車で15分ほどの病院へ転院できた

 

転院での移動途中、職場に寄り、職員の方へも挨拶ができた

気になっていた仕事も委ね、夫は安心していた

 

本格的なリハビリがスタートする

 

想像もしていなかった人生

新しい生活の始まりとチャレンジを

このブログにつづっていこう

 

私たち夫婦の新しい人生がスタート

病院の庭先に咲いていてハイビスカス

 

1月20日、日本酒の会

飲んだ
飲んだ

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この10種類
制覇しました\(^o^)/

 

私のベサトオブベストは

口万(ロマン)

 

お料理も
とても美味しく

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大将は

萬膳のファンとのことで

ご一緒に!


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楽しい日本酒の会


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心も身体も満たされた

幸せな時間でした!